天使と悪魔が話しかけてきた(ベオグラードの最新プチ情報あり)
サラエボからベオグラードへのバスが朝6時1択だったので
5時起きして当日チケットを買い、出発。3000円ほど。
バスの中では熟睡。ベオグラードに到着したのが11時ごろ。
とりあえずATMへ、、、
あら?カードが使えない。
ムムッ!limit?
おいっ!まじか!
利用制限で10月中ATMでお金が下ろせないことが判明。
どないしよ。
とりあえず手元にあった20ユーロを両替。
宿代2泊で10ユーロ。
なんとか屋根は確保。
でもこの先どうしよう。。
こんなことでもう旅やめるしかないのか・・・
お昼頃、先にベオグラードにいたヤギくんと会う約束していた
ザグレブ、モスタルに続きベオグラードで再々会。
先にベオグラードを観光していたヤギくんに案内してもらいながら観光。
特にこれと言って何にもない
あるのはお城と教会
聖サワ大聖堂
中は工事中
本当はすごくきれいな金色らしい
ベオグラード城壁
城の周りには戦車とか砲台が飾られてる
聖天使ミハエル大聖堂前
お金持ちっぽい人がたくさん出迎えられていた
何かの日だったのだろうか
ギャラリーが多すぎてびっくり
お城、教会は正直見飽きている感はだいぶある
夕方、どうしても日本食が食べたくて行ったのが(marukoshi)という日本食屋さん
味噌ラーメンと白飯を頂いた。
値段も見た目も日本と変わらない。
これで800円くらい
いやー。うまい!
ちょっと味濃いめだけども
そんなこんなでカードのことを思い出してもう旅をやめて帰らなきゃ行けないなとか、どうにかしてカード使えるようにしなきゃいけないなーとか話していたら
ヤギ君から神様のような一言が。
天使SHOTAは断ることを勧めるが悪魔SHOTAは受け入れろとうるさい
しかし正直もうどうしようもない状態。
悪魔の勝利
ピュアーなココロを悪魔に侵略された
本当に俺はバカだ。でも本当に助かった。本当にありがとう
ヤギくんのおかけで旅を続けられるようになった僕は
次にルーマニアを目指すことにした。
しかし、ルーマニアに行く方法がバス停に行って聞くもわからない。
鉄道駅に行っても誰もいない。
ネットで調べてみると、今日行った誰もいない鉄道駅から一度ブルシャツで乗り換えてティミショアラまで行けると書いてある。しかも2017年7月情報!
ありがたやー。
夜、宿でのんきにご飯を食べていると日本人の女性がいた。
彼女はルーマニアで働くアーティストらしい。
セルビアへは旅行兼歯を治しに来ているらしい。
僕と同じ愛知出身で高校もすげー近くで。弟が僕に似ているらしい。
というどうでもいい情報。
彼女に明日ルーマニアに行くことを伝えると
「あ、そのブルシャツからティミショアラまでの便、8月になくなったよ」とのこと。
まじか!!!!
セルビアからルーマニアへは行けないんかい!
まぁ知らずに電車乗って行き止まりにならなくて良かったけども!
ヤギくんといい、この女性といい神様はまだ悪魔の乗り移った僕を見放してはいなかった。
ルーマニアに行けなくなったので路線変更してブルガリアのソフィアへ行くことになった。
結局またヤギ君と同じルート
ちなみに、セルビアは豚肉がすごく美味しいらしく、特にハンバーガーがでかくて美味しい。
これ、300gで200円。価格破壊もいいとこ!!しかもちゃんと激ウマ!
見どころは少ないベオグラードだけど、物価は安いしハンバーガーは美味しいし、日本食はあるしでいうことなし!
強いて言うなら坂がキツイ。
ウクライナに続いてここなら沈没してもよかです。
名残惜しみながら次はルーマニアではなくブルガリアへ行きます。
そんな好きじゃないけどヨーグルト食うぞー!
この旅でわかったことは
僕がバックパッカーに向いていないということ。
それでも旅は続きます。
モスタルからサラエボへ [第一次世界大戦きっかけの場所]
知らない土地に来てマックがあるとなぜか安心するのは日本人だけなのだろうか。
思ってたよりも栄えてそう
サラエボってなんか聞いたことあるなーと思って調べてみたら
第一次世界大戦の引き金となった場所だった
オーストリアの偉い人がボスニア人に暗殺されたのがきっかけで戦争に発展した
俗に言う「サラエボ事件」ってやつ。
小学生の頃なんとなく習ったのを思い出した。
そして旧ユーゴスラビアからの独立紛争の舞台にもなっている。
その証拠にそこら中にお墓がたくさん。
この辺争いばっかしてんな。という印象
でもマックがあるからなんとなく安心
そんなボスニアの首都サラエボを歩いていると
なんだか飛騨高山を歩いているときと同じような気持ちになる。
そう。建物が日本っぽい。
木の枠組みに瓦屋根。
まあ一部の通りだけなんだけども
勝手に親近感わく。
(全部個人的な感想ですが)
町並みに似合わずでっかい教会やモスクは突然現れる。
もちろん足元は石畳
やっぱりここもヨーロッパなんだなー
ヨーロッパなんだけど、ほかと比べて格段に物価が安い。
だって宿が600円ほど。
コーラも50円くらい。
ビールだって2リットルペットで200円しない。
ただ一つ欠点は道路が狭い
そんくらい。
サラエボの市街地から少し離れたところには高台と城壁跡がある。
城壁からの眺めは良きものです。
城壁跡は子どもたちのたまり場なのね。
のんびりコーラ飲みながら景色を堪能します。
すると子供たちはこんにちはって言ってきます。
ニーハオじゃないことが嬉しいです。
南に来るに連れてケバブが小さくなって美味しくなくなってくるのが残念でなりません。もちろん不味くはないけど
モスタールからドブログニクへ日帰り旅行してみた
そう、ドブログニクは映画「魔女の宅急便」のモデルになったとも言われているとか言われてないとか
昔、魔女の宅急便をビデオテープが擦り切れるまで見ていた僕にとっては行かないといけない場所。
絶対行きたいと思って調べてみたら、ドブログニクってすごく変な場所にあるんですね
スプリト方面から行く場合、クロアチアなのに陸路で行くと一度ボスニアの国境を越えてもう一度入りなおすという超めんどくさい場所
いわゆる飛び地なのである
モスタルの宿の愉快なオーナーに聞いたらモスタルからドブログニクまで日帰りは可能だよと言っていたので
僕はモスタルから日帰りで行ってみた
なんと朝6時のバス
クソっ!早起き苦手なんだyo!
しかも寝坊したyo!!
バス停まで歩いて30分かかるのに起きたら5時30分だったyo!
超早歩きして何とか間に合った。
と思ったらバスも遅刻してきやがった!
俺の頑張り返せ!
言わずもがな国境でごちゃごちゃして
10時ごろ到着
先に帰りのバスチケットも購入
ドブログニクのバス停から見どころである城壁まではローカルバスに乗る
城壁入り口に到着
城壁に入るとそこには旧市街が広がっている
ジジとキキの気分に浸れるであろう城壁からの眺めを見るには入場料なんと150クーナ(約2600円)
目が点ですわ
しかしここは怒りを抑えて行きましょう
素晴らしい街並みが待っています
当然、勝手に頭の中でルージュの伝言が流れ出す
すぐそこには海
断崖絶壁なんですね
海からの敵船に対しての防壁でさーね
防壁なのでキャノン砲は必須
ちなみに普通に人が暮らしている模様
たまたま黒のワンピースと赤いリボンは干してありません
城壁をぐるっと1周
どっから見ても一面オレンジなんですな
実は港町なんですね
いろんな船が行ったり来たり
城壁を一周して旧市街へ
なぜか鼻だけ金色の銅像
一通り回って14時
帰りのバスが16時なので
少し早いけどローカルバスでメインバスターミナルへ向かう
がしかし、寝過ごして終点へ
うん、いい眺め(降り過ごすのもう慣れた)
運転手にメインバスターミナルは?と聞くと20分後に折り返すから待ってろと言われ
20分後再出発
しかもタダでいいよだって
たぶんわかってたんだなー運転手さんも
「こいつどこまで乗るつもりなんだろうー」と思ってたんだろうなー
そんなこんなありまして30分前にメインバスターミナル到着
早めに出といてよかった・・・・
これにてドブログニク観光終了
帰りのバスからの眺め
ええじゃないか!
来てみたら、好きになるかも、【モスタール】
まず言いたいのは「モスタル」っどこやねんということ
モスタルはボスニアヘルツェゴビナのいっちゃん下の方にある小さな町
この町のシンボルともいえる橋「スタリモスト」が世界遺産に登録されている
なぜこんな変哲もない橋が世界遺産登録されたのかというと
ボスニア紛争が勃発した際、ここモスタルも戦場となりこの橋は壊れてしまった
実際に今でも街のいたるところが破壊されているままであったり、銃弾の後?戦争の跡?なんてところもある
スタリモスト橋は現在はユネスコの協力によりきれいに修復されているが、こうした歴史的背景から世界遺産登録されたのだと思う。
ちなみにかつてはこの橋によって向こう側がキリスト教こっち側がイスラム教と別れていたんだとか
だからこの橋は今では友好の懸け橋になってんじゃないかと思う
だからこんなのもたくさんある
こうした背景のある街をぶらぶらしているとどこかで見たことある顔・・・
ヤギ君じゃん!!!
なんとザグレブからサラエボに行った後、サラエボからたまたま日帰りでモスタルへきたらしい
なんという偶然の再会
ということで一緒に散策
ラリったおじさん2人
何語かわからないけど下ネタばっかり教えてくれた
旧ユーゴスラビアの地図
銅が有名なのかたくさんある
コーヒーも銅のグラスで飲む
ザグレブではバスに乗る前に別々になってしまってよく話すことができなかったけど、まさかこんなところで再会して一緒に観光するとは思いもよらなかったからめっちゃうれしかった
とはいってもヤギ君は日帰りなので3時間くらいで「またどっかで会おうねー」と言ってサラエボへと帰っていった
この時はまだこの後の旅を大きく左右する人物になるとは思ってもいないのだが
自然に囲まれていて旧市街もおしゃれでのんびりしている街モスタル。
こういう街、僕は好きだ。
焼いたピタと豚肉?のソーセージとたまねぎ
しょっぱいけど量もあって安くて結構うまい
旅に疲れたらここでのんびりするのもいいかも
宿もスーパーも安いし、人は優しいし
ただ交通の便が悪いのが難点
プリトヴィチェ国立公園からスプリトへそしてボスニアへ 大忙しのバス移動
久しぶりの個室でのんびりと過ごし
次の日の朝プリトヴィチェ国立公園からスプリトまでバスで移動する
バスは何本か出ているけど
早起きはしたくなかったので13時20分発のバスで行くことにした
海沿いをビューンと走っていくので景色が最高
到着したのは20時ごろ
船着き場とバス停が同じところにあるのでごった返している
スプリトへはボスニアのモスタルへ行くための中継地点に寄っただけ
ここから船で青の洞窟へ行ったり、ドブログニクまで行くことができるらしい
しかし僕の次の目的地は「ボスニアヘルツェゴビナのモスタル」
午前3本、午後3本くらいあったので1泊して次の日の15時発のバスで行くことにした
到着当日は夜の旧市街をご飯がてらぶらぶら
飴玉屋さんがある
絶対ゴキブリたまってるわ
下の方何年物やねん!ワインか!
城壁の中に町があって観光地となっている
なぜかみんなここで座ってる
特に何があるわけでもない
リゾートっぽい感じなので海岸沿いを散歩
そして景色のいい高台へ
ナイスビュー
そしてここでイシオ君とはお別れ
3日間一緒にいたのもあるしやっぱり別れは寂しい
次の日の朝、15時のバスの時間までまだ余裕があったから昼間のスプリトを散策
そういえばウクライナぶりの海
ヨーロッパはずっと内陸を通ってきたからなんだか懐かしい気分
昼間の城壁
細い路地が多い
ただ街が小さすぎて時間つぶすにもやることなさすぎ
マーケットを冷やかすくらいしかない
そして定刻通り出発したモスタル行きのバスは約4時間をかけてモスタルのバスターミナルへ到着
真っ暗の中ここヨーロッパ?みたいにさびれた街を宿まで歩くのであった
20時の段階でこれ
がしかし、いくら探しても宿が見当たらない
そこで通りすがりのボスニアンカップルに聞くと
宿に電話してくれた上に宿まで連れて行ってくれた。
好きです!ボスニア
こういうのあるとすぐに好きになっちゃうよね
石畳の階段から転げ落ちてねん挫したのは内緒
【プリトヴィチェ国立公園】広すぎ。寒すぎ。しんどすぎ。それでも自然は美しい
次に向かうは「プリトヴィチェ国立公園」
16の湖に100近い滝のある広大な公園
世界一美しい滝のある所なんだとか
それはそれは度肝を抜く絶景が待っていることと期待
バスは早朝8時ごろから1時間ごとに1本あった
確か片道100クーナ(1700円くらい)だった気がする
最低なことにまともに金額覚えてたことない・・・
僕らは9時のバスに乗ろうとしたけどなんと満席
ということでもう一つ遅い10時のバスで出発
ザグレブの宿でたまたま一緒で一緒に行こうかと話していたヤギ君は9時のバスに乗って行ってしまった
あ、そうそう
プリトヴィチェ国立公園にはハンガリーのアンダンテホステルで出会ったイシオ君と同行
プリトヴィチェ国立公園で1泊したかったけどドミトリーがなく安いダブルベットルームが3500円程と目が飛び出るほど高かったのもあって2人で行くことにしたのだ。
ちなみにザグレブからなら日帰りも可能
プリトヴィチェ国立公園からザグレブ行きの帰りの最終バスが17時50分
スプリトからだと帰りの最終が15時45分なのでキツイ
チケットと簡単な地図
入場料1日110クーナ(2000円くらい)と高い
と言っても払わなければ入れないのでしぶしぶ払うのだが
ちなみにタダでバッグを預かってもらえる
ということでさっそくGO!
すごい人ごみ
こういうところのご老人会の気の使わなさったらないよね
そしてすぐに絶景
水めっちゃきれい
絶対飲めるやつ
手を入れてみるとわかる
入り口からも見えるこの滝がプリトヴィチェ国立公園で一番大きな滝
写真にするとわかりづらいけどものすごい水しぶき
SHOTAさんマイナスイオン感じてますわ
いろんな滝があるもんですな
ここ、「CANONのCMで使われた景色」らしい
なんか違う気がするなーと思ったらNIKONで撮ったからだ
上から見た湖
「鳥が好き」と言ってすごい格好で写真撮りまくるイシオ君
いい感じの時間になってきた
かれこれ歩き回って5時間
もうすぐ18時
無事全部の湖回れました
暗くなる前に宿へ
期待通りの絶景だらけのプリトヴィチェ国立公園でした
ただ、10月なのに寒い。
夜は5℃くらいしかなかった
行くときは防寒対策しっかりして行こう
クロアチアのザグレブからスロベニアのブレッド湖への日帰り旅行記
ハンガリーのブダペストにてさんざんお世話になった「アンダンテホステル」に別れを告げ
僕はクロアチアに向かうことにした
ブダペストのバスターミナルからザグレブのバスターミナルまではネット予約で20ユーロ程で所要5~6時間くらい
13時ごろのバスに乗ったため18時過ぎごろ到着した
当初の予定ではザグレブのみのつもりだった
しかしアンダンテホステルで
などの情報をいただいた
とりあえずザグレブからブレッド湖に日帰りで行けそうだったので次の日に行くことにした。
ザグレブのバスターミナルから朝7時ごろ出発
国境では久しぶりにバスから降りての検査
リュブリャナには9時過ぎに到着
リュブリャナからブレッド湖までのバスが片道1時間30分ほど、往復20ユーロくらいだった気がする
昼前くらいにブレッド湖へ到着し、さっそく湖の周りを散歩
天気にも恵まれて散歩日和ですわ
断崖絶壁にそびえ立つブレッド城
ほら結構迫力あるんちゃうか?
こんなかわいいハートもある
カップルスポットだな
そしてここがブレッド湖で有名なとこ
湖の真ん中にポツンとある教会
写真で見るとショボい
船で教会まで行くこともできる
冬になると湖が凍って歩いて渡れたりするらしい
行った時期が秋だったので紅葉がとてもきれい
1周するのにのんびり歩いて3時間くらいかかる
しかもずっと同じ景色だから飽きてくる
最後にブレッド城に上ってみる
登るといっても入り口まで来たら階段数段だけ
中はこんな感じでお土産屋さんとかレストランとかがある
このブレッド城から見る教会が一番よかです
記念撮影しときます
ハイ、後味悪い感じになりましたすみません
ブレッド湖はぼーっと散歩するのにちょうどいい
けどクロアチアから日帰りで行くにはちょっとお金がかかる
なんだかんだ8000円くらいかかってしまった
行ってよかったかと聞かれれば・・・・
15時30分のバスに乗り再びリュブリャナへ
17時頃到着
ザグレブまでのバスが18時頃で1時間程あったため急遽駆け足で旧市街へ
ドラゴン橋
フリーツアーの話をちらっと聞いてみると
これより向こう側が中心地(旧市街)で、このドラゴンが街を守っているんだとか
(英語のよくわからない僕の解釈です)
街の中にはリュブリャナ城がそびえ立つ
バスまでの残り時間40分
行ってみっか!てことで超早歩きで山登り
5分で登頂
そして城
そして城からの眺め
いやー登ってよかった
予想以上のいい眺め
滞在時間10分
からの下山
再びドラゴン橋
もう夕日のお時間
わかったこと
スロベニアの首都リュブリャナは1時間で満喫できる(個人差あり)
18時バス停へ帰還
20時過ぎ頃ザグレブに到着
国境越え日帰り旅行成功
陸路で国境を超えて日帰り旅行できるのってヨーロッパならではで
日本では絶対にできないことだろうなーと思うので
いい経験となりました