ウクライナの首都キエフで「財布落とし詐欺」の刑にあう
国境で見た星空がクソきれいだったけど写真は撮れず。
ちなみにキシナウからキエフに行くには前回紹介した「沿ドニエステル共和国」を通過する
つまり出国スタンプが押されない。
これにはまじで焦った。
バスで横の席だった美女に聞いたらそれが普通だから大丈夫なんていうもんだからすっかり信じるよね。
実際なんもなくやっていけてるから大丈夫なんだろう。
そして朝6時ごろキエフ到着
バス停から宿がある鉄道駅の辺までは5キロ以上の道のり歩いて1時間以上。
もちろん歩くよね
どうせ早く着きすぎてチェックインできないし
キエフは2014年に親ロシア派とウクライナ政府との対立から紛争が起こった。
親ロシアは(反政府組織)のデモから発展し暴動に発展した
日本では考えられないこと
殺傷能力のある武器なんかも使われていたらしい。
暴動が起きた独立記念広場
ほんの2年前の出来事
すでにこんなにも修繕されていてほとんど崩れているところが見当たらない
そんなこともあってかウクライナは物価がアホかってほど安い。
宿は400円前後からあるし
ご飯も300円くらいから食べられる
ビールやワインも安いし
最高!!
そんなキエフでは猿や鳥などの動物を使って無理やり肩に乗せて写真を撮り
そのあと高額な金額を請求されるぼったくりがそこら中である
何も知らずにいるとこうなる
なんちゅうあほ面
日本円で3000円とか言ってきたけど日本語で逆切れしてたらあきれてどっか行ったから1円も払わず。
後から考えたら向こうも商売だし払わないほうがおかしいのかとも思ったが。
とりあえず何もなくてよかった。
そして「財布落としスリ」なんていう犯罪も
要は
道を歩いていると突然目の前に人が現れ、何かと思ったら
落ちている何かを拾い上げこちらに近寄って来て、透明なポリ袋に入った大量の現金を見せつけてきて(見た感じざっと1000ユーロくらい) 山分けしようと言ってくる。
すると後ろから違うおっさん(見た目セレブそう)がこの辺で今お金落としたんだけど知らない?と声をかけてくる。
そう2人はグルなのだ。
お前のカバンの中だろ!見せろ!と言って漁られ、ユーロなんかを持っていると
警察に行くか、今お金をいくらか払って示談するかといった事件に巻き込まれるようだ。
また、スキミングや後から来たおやじに気を取られているとお金拾ったやつがポケットやカバンからモノを取っていくなんてことも。
幸い現地の現金は少額でユーロも持ち合わせていなかったので巻き込まれず、持ち物も取られずに済んだ。
そう、知らず知らずのうちに財布落としスリに巻き込まれていた。
後になってよく考えたら「おかしいよな」と感じ、調べてみるとそんな事件が多発しているんだとか。
そんなことが1日に2回もあればさすがにおかしいとサルでも気づく。
なんという悪運の持ち主
皆さんお気を付けを
ヨーロッパだと思い完全に油断していた僕は気を引き締めなおした所存でございます。
気を引き締めなおしついでに観光もしちゃいましょう
まずはウクライナといえば世界一の美女大国ということで美女
そしてオペラハウス
かなりの格安で見れるから一度見てみたかったけどやってな下げだったので断念
聖ウラジーミル大聖堂
タラス・シェフチェンコ記念キエフ国立大学
赤い大学といえば東京大学と何かかかわりがあるらしい
ソフィア大聖堂
キエフなのにソフィア
聖ムィハール黄金ドーム修道院
青と金のコントラストが美しい
ゴールデンゲート
どこら辺がゴールデンなのか
よくわからない虹のモニュメント
人と人とのつながりを象徴したものらしい
Uspenskyi Sobor
などなどキエフにはたくさんの教会があり見どころたくさん
しかし教会に詳しくなく、無知な僕にとってはだんだんと飽きてくるものでもある。
そしてウクライナに来て忘れてはならないのが「チェルノブイリ原発事故」ではなかろうか
実際に事故現場に行くツアーもあるが、どうせ英語がわからない僕はツアーをあきらめ、「チェルノブイリ博物館」に行くことにした。
なんと日本語での音声案内付き。
所要約2~3時間
1階は福島原発事故の冥福を祈るもので飾られており、2階がチェルノブイリ原発の展示スペースとなっている。
館内の写真を撮るには別料金かかるらしいのであきらめる。
音声案内を聞きながら回ること2時間
これまで全くと言っていいほど原発に関して無関心だった。
ここへきて改めて原発事故の悲惨さを知った。
特にチェルノブイリでは隠ぺいや罪の擦り付け合いがひどく責任感あるものが命を落としていた。
現在でも後遺症や遺伝により被害は増えているが、総被害者数はわかっていないらしい。
日本全体としても世界と比べて原発の数がだいぶ多いことに驚いた。
わからないなりにとても考えさせられる見学となった。
キエフに来たらぜひ行ってみてほしい。
次回「愛のトンネル」へ行きまふ!