飲ま飲まいぇい!の国モルドバと非承認国の存在
モルドバの首都は「キシナウ」
バスターミナルに到着し、いつものように歩いて宿まで向かう
一応何か観光するとこないか事前に調べてみたけど、本当に何にもないらしい。
モルドバはヨーロッパ最貧国で国民性でとてもおとなしいらしい
余談だと、「恋のマイアヒ」で一躍時の人となった「o-zone」ていうグループの出身国らしい。
のまのまいぇい!のやつね
めちゃくちゃ懐かしい
それくらいの情報しかない。
マーケット的なところ
これがモルドバの国旗
ルーマニアの国旗に似てるね
この色合い好きかも。かっこいい
ブラブラしながら宿に到着すると、日本人が一人泊まってるとのこと。
夜、話していると「明日モルドバにある非承認国行くけど一緒に行かない?」と誘ってもらった
どうせ見るとこもないし興味があるのでご一緒することにした。
ー非承認国とはー
自国は独立して存在する国だと主張しているが、世界政府はその存在を認めておらず、
とても曖昧な存在の国 らしい
その名も「沿ドニエステル共和国」といい、ドニエステル川に沿ってある国だからだという適当な解釈で間違いないと思う。
こんな形の国
考え方だかついて行く国だかの意見の食い違いや、ルーマニア寄りのモルドバからロシア側の考えの人たちが独立しようとしている国なんだとか
違ってたら後免
もちろん独自通貨があり、
入国審査?みたいなのもある。
パスポートにスタンプは押さず「8時間?10時間?の間入国可」といったレシートのような紙切れが1枚もらえる。
これがドニエステルのお金
これが硬貨
金属じゃなくてプラスチックのような素材でできている。
めずらしいので取っておいた
非承認国といっても、役所みたいなのもしっかりある
しかもでかい
駅もちゃんとしている
見どころとしてはきれいで立派な教会がいくつかあった
あとは国の名前でもある川沿いをぶらぶらするくらい
紛争モニュメント的な
休憩しながら4時間くらいぶらぶらしてモルドバへ帰国
何も知らずに沿ドニエステル共和国に行ったけど、何も知らないからなのか
モルドバと何がどう違うのか全く分からなかった。
ただ、こういう国もあると知れたこと、何がどう違うのかわからなかったことも含めて行ったことは価値のあることなんだと思う・・・ようにする。
というかうるさかったのでそそくさと退散
宿の近くにある湖がきれいだよとのことだったので行ってみた。
噴水がとてもきれいでございやした
湖のほとりでなんかの宣伝写真撮ってる
黄昏る爺様
ていうか湖にビーチあんのね。
チェスもありますよ!
「夕日がきれいだよ」とのことだったので3時間くらいこのベンチでボーとしながら待つ。
確かにきれいだった
そしてお待ちかねのワイン
とパスタとポテトとチーズの盛り合わせ
久しぶりの贅沢。
これに飽き足らず宿に戻る前にスーパーで赤ワインを買って飲んだのは言うまでもない。
ただ最貧国という割にそんなに物価は安くない。
(ワインに関しては激安。ボトル1本300円ほど)
宿も900円くらいはするし、服やそのほか雑貨を見てもそんなに安いとは感じなかった。
まあヨーロッパ全体を見たら安いのだろうがヨーロッパを知らない僕にとっては決して安くなかった。
おとなしくて人当たりが冷たいという情報だっかけど、
最終日バス停までのバスで迷っているといろんな人が優しく教えてくれたし、ここで降りたらいいよと言ってくれたり、
こうしたふれあいがあると国ごと好きになっちゃうよね。
こうしてモルドバと沿ドニエステル共和国を堪能した僕はウクライナのキエフへ向かうのである。